エンゼルス(大谷翔平)のホームラン時に兜をなぜかぶる?理由&武将のモデルまとめ

エンゼルス(大谷翔平)がホームランを打った時に、兜をかぶりチームから祝福されている映像が流れました。その兜が注目され話題になっています。

そこで、今回はなぜエンゼルス(大谷翔平)がホームランを打った選手に兜をかぶせるのはなぜか？そして、その兜とはどのようなものなのかなどについて調べてみました！

ぜひ、参考にしてください。

【なぜ】エンゼルス(大谷翔平)のホームラン時に兜をかぶる理由は？

エンゼルスがホームランを打った選手に兜をかぶせる理由はなぜなのでしょうか？

MLBでは、選手がホームランを打った時にホームランを祝うホームランセレブレーションパフォーマンスが行われます。

エンゼルスでは2023年から、ホームランセレブレーションパフォーマンスとして兜をかぶるようになりました。

そして、大谷翔平選手が兜をかぶった時に、その映像が日本で爆発的に話題となり、注目を浴びるようになったのです。

大谷翔平も被る兜は「スポーツマンシップの要素さえある」　エ軍で今季見られる光景をMLB評価 – 記事詳細｜Infoseekニュース https://t.co/3m2FQ0wbQo
「三本槍」パフォーマンスとは何なのか？ pic.twitter.com/5NBUgHc5Yj

— 忍者ピー助 (@keijityouji) May 12, 2023

兜をかぶる大谷翔平のかっこよさ、この兜は、どこで作られたのか？などなど、興味が沸きましたよね。

ホームランパフォーマンスで兜の使用を発案した人は誰？

では、この兜を使用することを発案した人は、誰なのでしょう？

兜を使用するという発案者は大谷翔平ではありませんでした。

発案者はスタッフアシスタントのティム・バスさんで、チーム内で「クオリティー・コントロール・コーチ」として、選手を支えている方です。

シーズンが始まる前に、エンゼルスでホームランを盛り上げるためのパフォーマンスを話し合ったときに、ティム・バズさんが兜パフォーマンスを発案し、大谷翔平にお伺いをし、通訳の水原さんが発注したのです。

エンゼルスで最初に兜をかぶった人は大谷翔平ではない！

兜をかぶった大谷翔平、かっこよかったですよね。しかし、エンゼルスでこの兜を最初にかぶったのは大谷翔平ではありませんでした。

今季エンゼルスで、最初にホームランを打ったのはマイク・トラウト外野手だったんです。ですので、兜を最初にかぶったのはマイク選手でした。

マイク・トラウト、勝利の兜を被ってご満悦https://t.co/t8LDrCXZNB pic.twitter.com/ObLc0CJoqm

— スポーツあんてなNeo (@spoantenna_neo) April 8, 2023

マイク選手には少し大きめなサイズだったのでしょうか？目が隠れてしまいましたね笑

試合後、マイク選手は兜の感想を「なかなか重いと思う。イケてると思ったね」と話されていました。

エンゼルス(大谷翔平)がホームランパフォーマンス時に兜をかぶる意味や由来

なぜエンゼルスはパフォーマンスに兜を選んだのでしょうか？

大きく分けて、2つの意味がありそうです。

パフォーマンスに兜を選んだ理由として、1つ目は厄除け・厄払いとしてではないかと推測されています。

兜は頭を守ります。現在では厄払いや、無病息災を願う意味で飾られ祭られていますよね。実際エンゼルスの方々が、それを知っていたかは不明ですが、兜を選んだ理由としては納得できますね。

2つ目は今年のWBC2023で侍ジャパン・大谷翔平が活躍したため、侍→兜と連想したのではないかと推測します。

現時点で公表はありません。ですが、兜パフォーマンスはチームやファンを盛り上げる重要なアイテムになっていますよね。

エンゼルスは兜パフォーマンス時に手を振り下ろすポーズをしている！

エンゼルスは兜パフォーマンスを行った後に、ベンチから出て手を振り下ろす一幕があります。

これは何かのポーズなのでしょうか？

このポーズは、刀ポーズや手刀ポーズと呼ばれています。

兜をかぶり、刀を振り下ろす。

とても、様になる光景ですよね。

the home run samurai helmet’s working overtime #GoHalos pic.twitter.com/UWCeQBeiFc

— Los Angeles Angels (@Angels) April 23, 2023

では、この刀(手刀)ポーズには、どのような意味があるのでしょうか？

この刀(手刀)ポーズは、兜パフォーマンスが行われる前から、ホセ・キハダ投手が『相手の打者を押さえて試合に勝つ』という意味合いで行っていました。

そして、ファンからは『試合を終わらせる一刀（一投）』と呼ばれ、縁起がいいパフォーマンスとして受け入れられていったのです。

エンゼルスで兜パフォーマンスと同時にホームランを打った打者が刀ポーズを行うようになったのも『試合を終わらせる一振り』という意味合いがありそうですね。

エンゼルス(大谷翔平)がかぶった兜について紹介！武将のモデルは誰？

エンゼルス(大谷翔平)がかぶった兜とは、どんな兜なのでしょう？

エンゼルスが購入した甲冑は紺糸威仏二枚胴具足（こんいどおとしほとけにまいぐそく）と呼ばれるもので、兜は黒塗十八間筋兜と呼ばれています。

兜の重さ2㎏は結構重みがありますよね。ですが、見た目から『守ってくれそう』という雰囲気が漂ってきます！

こちらは江戸の復古調兜を弊社の解釈で仕様検討、製作した兜です。
江戸の復古調兜とは、戦が減り穏やかな時代に、平安鎌倉や室町の煌びやかな作りを模して、飾り物として製作された兜です☺️#大谷選手　#兜 pic.twitter.com/nZ2Ib2BZMw

— 甲冑工房丸武 千代田店　MARUTAKE (@marutakechiyoda) April 20, 2023

エンゼルス(大谷翔平)が使用したことにより、大量に注文が相次いだということで、2023年4月には受注を一時停止していたようです。

購入を希望される方は、以下の記事を参考にしてください。

>>大谷翔平｜兜の販売店舗まとめ!値段は33万円でオーダーメイド!?

兜の制作会社はどこ？

では、この兜(黒塗十八間筋兜)の制作会社はどこなのでしょうか？

兜の制作会社は九州に本社を置く丸武産業株式会社（甲冑工房丸武）です。

1958年創業で、現在は約35人の職人が手作業で甲冑を制作しています。

兜のモデルとなった武将は誰？

エンゼルス(大谷翔平)がかぶった兜のモデルの武将はいるのでしょうか？

丸武産業株式会社（甲冑工房丸武）現社長のツイートをご覧ください。

鹿児島県薩摩川内にある工房にて
35名の職人達の手で作り上げられた兜です。このモデルは昭和50年頃に弊社初代社長、田ノ上忍の頃に作られた丸武オリジナルデザインの甲冑です。#サムライ#日本 pic.twitter.com/G6FRnLyuaU

— たのちん (@tanouetomotaka) April 8, 2023

ツイートからわかるように、エンゼルス(大谷翔平)がかぶった兜のモデルの武将はいなく、初代社長によるオリジナルの兜だったんですね。

日本に古くからあるものが世界で披露されることは、とてつもなく嬉しいですよね！

過去にエンゼルス(大谷翔平)はホームラン時に何をかぶっていた？

2023年のエンゼルスのホームランセレブレーションは兜と刀(手刀)ポーズということをご紹介しました。

では、以前のエンゼルスのホームランセレブレーションは何をかぶっていたのでしょうか？

2022年は白いカウボーイハットをかぶっていました。

ホームランを打って笑顔の選手にカウボーイハットはとても輝いて見えましたよね。

＜ホワイトソックス・エンゼルス＞初回、４号ソロを放ちカウボーイハットをかぶる　#大谷翔平　（撮影・光山　貴大　@takahiroKOHYAMA）　#ShoheiOhtani　#ShoTime　#Angels　#MLB　#GoHalos 　#エンゼルス　#スポニチ pic.twitter.com/tzmkiwtQi6

— スポニチ写真映像部📷✨ (@Sponichi_Photo) April 29, 2022

そして、このカウボーイハットには、ホームランを打つごとにエンゼルスマークのシールが貼られていたんです。

恒例のカウボーイハットにシール！ホームランの数ですかね？#ShoheiOhtani　#ShoTime　#Angels　#MLB　#GoHalos 　#エンゼルス　#スポニチ　#大谷翔平 pic.twitter.com/CntLpwYlw8

— 光山　貴大(スポーツニッポン新聞社写真映像部) (@takahiroKOHYAMA) May 9, 2022

ですので、カウボーイハットはシールでいっぱいになったあと、新しいカウボーイハットに変わっていました。

そして、2023年開幕当初は発注していた兜が間に合わなかったため麦わら帽子でホームランセレブレーションをしていたんです。

エンゼルス　今年の本塁打パフォーマンスは麦わら帽子　大谷も今季第1号で祝福― スポニチ Sponichi Annex 野球 https://t.co/4S6ChmKntQ

— スポニチ記者ツイート　野球 (@sponichiyakyuu) April 2, 2023

大谷翔平が麦わら帽子をかぶった時は、『かわいい！』と思った方もいらっしゃったのではないでしょうか？

MLB他球団ホームラン時のパフォーマンスまとめ

MLB他の球団のホームランセレブレーションのパフォーマンスは、どのようなものがあるのでしょう？

数球団のホームランセレブレーションパフォーマンスをご紹介します。

The home run celebrations this year have been phenomenal 🔥

Which one is your favorite? pic.twitter.com/GZJkrqJFDP

— FOX Sports: MLB (@MLBONFOX) April 24, 2023

球団ごとに、特色のあるホームランセレブレーションパフォーマンスがあるんですね！

シアトル・マリナーズのパフォーマンス『三本槍』は特に人気があり、MLB.comではホームランセレブレーションパフォーマンスの1位にランク付けされています。

ピッツバーグ・パイレーツのパフォーマンスはチーム名通りの、中世の剣士を連想させるパフォーマンスになっています。

2023年はエンゼルスの兜以外にも、日本から持ち込まれた物でパフォーマンスをしているチームがあります。

それは、ボストン・レッドソックス吉田正尚のダンベルパフォーマンスです。

詳しくは、以下の記事をご覧ください。

>>【なぜ】吉田正尚ダンベルパフォーマンスの由来は？元ネタはオリックスの応援

まとめ　大谷翔平のホームラン時に兜をかぶる姿は何度も見たい！

いかがでしたでしょうか？

今回はなぜエンゼルス(大谷翔平)ホームラン時に兜をかぶるようになったのか？そして、その兜とはどのようなものなのかなどについて調べてみました！

ホームランを打った時の祝福のパフォーマンス、ホームランセレブレーションパフォーマンスとして、エンゼルスは兜をかぶるようになりました。このことで、チーム一丸となって祝福ムードを作り、戦えるんですね。

2023年WBCの侍ジャパンではヒットを打った時に『ペッパーミルパフォーマンス』が行われ、チーム一丸となって戦う士気を高めるために選手みんなが行っていました。

今後もエンゼルス(大谷翔平)がホームランを打った時には、何度も兜をかぶる姿を見たいですね！