2023年3月3日に行われたフィギュアスケート『世界ジュニア選手権』女子シングルで、島田麻央選手が優勝しました。
女子シングルで日本人が優勝したのは2016年の本田真凜選手ぶりとなる快挙です。
そんな島田麻央選手は「浅田真央選手と似ている」と話題になっています。
浅田真央選手といえば、今もなお多くのフィギュアスケートファンに愛されている伝説的選手ですよね！
島田麻央選手の一体どんなところが浅田真央選手に似ているのでしょうか。
そこで今回は、島田麻央選手と浅田真央選手の似ているところについて調べてみました！
・島田麻央と浅田真央の演技や境遇が似ているところ
・島田麻央と浅田真央の名前や雰囲気が似ているところ
・島田麻央が浅田真央の記録を抜いたこと
ぜひ参考にしてみてください！
もくじ
島田麻央と浅田真央は似ている！４つの理由
女子フィギュアスケートの島田麻央選手は、SNSで「浅田真央選手に似ている！」と言われています。
一体どんなところが似ているのでしょうか？
島田麻央選手と浅田真央選手の共通点を調べたところ、お二人が似ていると言われるのには下記４つ理由がありました。
- 島田麻央と浅田真央の演技が似ている
- 島田麻央と浅田真央の境遇が似ている
- 島田麻央と浅田真央の名前が似ている
- 島田麻央と浅田真央の雰囲気が似ている
島田麻央選手と浅田真央選手はかなり共通点が多いです。
お二人が似ているところについて、一つずつご紹介していきますね！
島田麻央と浅田真央は似てる！｜①演技が似ている
島田麻央選手と浅田真央選手は「演技」が似ていると言われています。
共に『世界ジュニア選手権』を優勝したお二人ですが、実際に下記３点が似ています。
- 島田麻央はトリプルアクセルに挑戦している
- 島田麻央は浅田真央の演技を目標にしている
- 島田麻央は滑らかなスケーティングができる
順番にご紹介していきますね！
島田麻央はトリプルアクセルに挑戦している
浅田真央選手は、2004年(当時14歳)に女子ジュニアで初のトリプルアクセルを決めています。それ以来、浅田真央選手にとって、トリプルアクセルは代名詞的存在になりましたよね。
一方の島田麻央選手も、トリプルアクセルにこだわっています。
島田麻央選手は、通常のジャンプを確実に成功させる代わりに、演技の冒頭にトリプルアクセルと4回転ジャンプを取り入れて挑戦しているんです。
浅田真央選手が、何度もトリプルアクセルに挑戦していた姿が思い起こされますよね！
そして2023年の『世界ジュニア選手権』では、見事トリプルアクセルを成功させ優勝することができました！
島田麻央は浅田真央の演技を目標にしている
島田麻央選手は、浅田真央選手のことを尊敬し、「目標」としています。
「浅田真央さんを目標にしているので、真央さんみたいな、見ている人が笑顔になる演技をして、オリンピックや世界選手権で優勝できるような選手になりたいです」
※引用：論座
そのため、島田麻央選手の演技を見ていると、振り付けなど、どことなく浅田真央選手の雰囲気を感じるところがあると言われています。
島田麻央ちゃん3Aも練習してきてるし
4回転も種類増やしつつ
3Aも極めて欲しい！お母さんも麻央ちゃんも真央ちゃんのことリスペクトしてるだけあって
白鳥の衣装も曲の編集も振り付けのところどころも真央ちゃん笑 pic.twitter.com/dnnPViqBrd— ak (@aaa_sx_vb12) April 20, 2021
きっと島田麻央選手は小さい頃から憧れの浅田真央選手の演技をたくさん見て練習してきたんですね！
ちなみに、島田麻央選手の歴代コーチや振付師については別記事で詳しく書いていますので、あわせてチェックしてみてください♪
>>島田麻央の歴代コーチ&振付師まとめ!トリプルアクセルと4回転の秘訣は指導力!?
島田麻央は滑らかなスケーティングができる
浅田真央選手の演技を目標にしている島田麻央選手ですが、天性で身につけている能力も「浅田真央に共通している」と言われているんです。
それが「滑らかなスケーティング」です。
島田麻央選手は、浅田真央選手同様、体幹や体のバネがしっかりしているため、氷上を滑らかに走ることができるそうです。
この滑らかさも、島田麻央選手の演技が浅田真央選手と似ていると思う要素なんですね♪
島田麻央と浅田真央は似てる！｜②境遇が似ている
島田麻央選手と浅田真央選手は、境遇も似ていると話題になっています。
島田麻央選手と浅田真央選手が似ていると言われる境遇は下記の４点です。
- 小さい頃から優秀選手として注目されてきた
- 最年少で「世界ジュニア選手権」を優勝した
- ジュニアの年齢制限により、オリンピックに出場できない
- 韓国選手のライバルがいる
こちらも一つずつご説明していきますね！
小さい頃から優秀選手として注目されてきた
島田麻央選手も浅田真央選手も、小学生の頃から優秀な成績を収め、注目されてきた点が似ています。
フィギュアスケートには、「ジュニア」階級より下の「ノービス」という階級が存在します。ノービスは小学生の階級で「ノービスB」が9～10歳、「ノービスA」が11～12歳です。
浅田真央選手も島田麻央選手も、この「ノービス」の選手権で連覇を果たしています！
| 浅田真央 | ・2000～2001年シーズン 全日本ノービス選手権 Bクラス 優勝 |
| ・2001～2002年シーズン 全日本ノービス選手権 Bクラス 優勝 | |
| ・2002～2003年シーズン 全日本ノービス選手権 Aクラス 優勝 | |
| ・2003～2004年シーズン 全日本ノービス選手権 Aクラス 優勝 | |
| 島田麻央 | ・2019～2020年シーズン 全日本ノービス選手権 Bクラス 優勝 |
| ・2020～2021年シーズン 全日本ノービス選手権 Aクラス 優勝 |
島田麻央選手も浅田真央選手も、小学生の時から天才的な能力を発揮していたんですね。
そして島田麻央選手も浅田真央選手も、全日本ノービス選手権A・Bクラスの連覇から、「世界ジュニア選手権」を目指していきました。
最年少で『世界ジュニア選手権』を優勝した
島田麻央選手は、2023年3月3日に『世界ジュニア選手権』を優勝しましたが、浅田真央選手も2005年の『世界ジュニア選手権』で優勝しています。
さらには、どちらも当時の日本最年少優勝記録を樹立しているんです。やはり島田麻央選手も浅田真央選手も若き天才ですね！
ちなみに、『世界ジュニア選手権』の開催地でも島田麻央選手と浅田真央選手の共通点がありました。
島田麻央選手が金メダルを獲得した2023年大会の開催地はカナダのカルガリー、そして浅田真央選手が金メダルを獲得した2005年大会もカナダのキッチナーでした。
2005年から2023年の間でカナダ開催はないので、すごい偶然ですよね！
ジュニアの年齢制限により、オリンピックに出場できない
島田麻央選手と浅田真央選手の境遇が似ているといわれる大きな理由は「年齢制限によりオリンピックに出場できない」ということです。
国際スケート連盟により、2026年のミラノオリンピックの出場資格は「2025年7月1日時点で17歳以上」に変更となりました。
島田麻央選手は、その時点で16歳のため、2026年のミラノオリンピックには出場できません！
島田麻央選手は『世界ジュニア選手権』に優勝し、ちょうど成長している頃なのにもったいないですよね…！
そして、浅田真央選手も、2006年のトリノオリンピックから年齢制限が15歳以上に引きあがったせいで、当時14歳だった浅田真央選手は出場できませんでした。
国際スケート連盟は、オリンピック出場に向けた練習で10代の心身の成長に負担をかけないようにと、年齢制限を設けているのですが、勢いがある時に出場できないというのは悔しいですよね。
韓国選手のライバルがいる
島田麻央選手と浅田真央選手は、共に同世代の韓国選手のライバルがいる点も似ています。
浅田真央選手が優勝した2005年の『世界ジュニア選手権』で2位に輝いたのは韓国のキム・ヨナ選手、そして今回2023年の『世界ジュニア選手権』で1位の島田麻央選手に次いで2位になったのは、韓国のシン・ジア選手です。
世界ジュニア選手権2023
女子結果
🥇島田麻央選手
🥈Jia Shin選手
🥉中井亜美選手
おめでとうございます❗
👏👏👏 pic.twitter.com/MX8vZbRE6F— 🍀マキ🍀 (@JOANNA0125) March 4, 2023
浅田真央選手とキム・ヨナ選手といえば、『世界ジュニア選手権』以降も共に国際大会で活躍し、2010年のバンクーバーオリンピックでは、キム・ヨナ選手が金メダル、浅田真央選手が銀メダルというように、長年ライバルとしてフィギュアスケート界を盛り上げました。
浅田真央選手&キム・ヨナ選手と同じように、島田麻央選手とシン・ジア選手も今後国際大会で切磋琢磨し合うライバルになっていきそうですね！
島田麻央と浅田真央は似てる！｜③名前が似ている
島田麻央選手を初めて知った際にまず気になるのが「名前が浅田真央選手に似ている」というところではないでしょうか？
同じ「まお」という名前ですし、フルネームの漢字を見ても、一瞬どっちがどっちだか分からなくなりますよね…！笑
調べたところ、島田麻央選手の母親が浅田真央選手の大ファンだったため、娘に「まお」と名付けたんだそうです。
島田の母親は浅田真央の大ファンだったために、娘に麻央と名付けたという。
※引用：論座
名字が「島田」と「浅田」で似ているところにも運命を感じますよね。
島田麻央選手は2008年生まれですが、浅田真央選手が『世界ジュニア選手権』で優勝したのは2005年、2008年も『世界フィギュアスケート選手権』で優勝するなどすでにトップ選手として大活躍していたので、浅田真央選手にちなんで名付けられたというのも納得です。
そんな島田麻央選手が、期待どおりフィギュアスケートを始め、現在浅田真央選手に続くような成績を収めているのが凄いですよね！
島田麻央選手自身も名前の由来になった浅田真央選手を憧れの選手として目標にしているそうです。
「浅田真央さんは(自分の)名前の由来でもありますし、（中略）浅田真央さんを目標にしているので、真央さんみたいな、見ている人が笑顔になる演技をして、オリンピックや世界選手権で優勝できるような選手になりたいです」
※引用：論座
それにしても、浅田真央選手にちなんで名付けられた子が世界で活躍し始めているとは…！時の流れの早さに驚いてしまいました。笑
島田麻央と浅田真央は似てる！｜④雰囲気が似ている
島田麻央選手と浅田真央選手は、「島田麻央を見ていると浅田真央を思い出す」などと言われているように、どことなく雰囲気も似ていると言われています。
島田麻央、もうこれ浅田真央の生まれ変わりだろ
#めざまし8— りうりう＠ (@tvjikkyou) March 5, 2023
浅田真央選手と島田麻央選手を比べてみましょう。
※引用：Twitter
一方の島田麻央選手がこちらです。
※引用：Twitter
確かに、佇まいなど全体的に島田麻央選手と浅田真央選手は雰囲気が似ているように感じます。
島田麻央選手の母親が浅田真央選手の大ファンであったり、島田麻央選手も浅田真央選手に憧れていたりするため、自然に浅田真央選手に似てきたのかもしれませんね。
そして島田麻央選手は浅田真央選手並みのオーラも出てきている気がします！
島田麻央は浅田真央の記録を超えた！？
浅田真央選手と似ている島田麻央選手ですが、『世界ジュニア選手権』では浅田真央選手のある記録を超えたと話題になっています。
島田麻央選手が更新した記録は、「フィギュアスケートの日本女子最年少優勝記録」です。
▼『世界ジュニア選手権』優勝時の年齢▼
浅田真央(2005)：14歳５ヶ月
島田麻央(2023)：14歳４ヶ月
浅田真央選手の最年少記録も凄かったですが、その記録を抜いた島田麻央選手は凄すぎますね！
島田麻央選手も憧れの浅田真央選手の記録を更新したことをとても喜んでいるようです。
島田の年齢14歳4カ月は、2005年に14歳5カ月で優勝した浅田真央をわずかに上回る、日本女子として最年少である。
「憧れの選手を超えられたことがびっくりと、嬉しいの両方です」
その感想を聞かれた島田は、はにかみながらそう答えた。
※引用：論座
浅田真央選手と演技や境遇が似ている島田麻央選手ですが、憧れの選手を目指し、そして超えるくらい大活躍しそうですよね！
今後の活躍を見るのが楽しみです♪
まとめ 浅田真央に似ている島田麻央を応援しよう！
いかがでしたか。今回は島田麻央選手と浅田真央選手が似ている点についてご紹介しました。
島田麻央選手と浅田真央選手は演技や境遇でかなり似ている部分がありましたし、名前や雰囲気も似ているため、「浅田真央の再来」と期待されている選手であることが分かりました。
島田麻央選手が浅田真央選手を目標としているようなので、浅田真央選手のような多くの人に愛されるフィギュアスケート選手になりそうですね！
島田麻央選手の今後の活躍を応援しましょう♪
