2022年7月16日 (土)TBSテレビ『音楽の日』にて、およそ29年ぶりに2023年8月末までの期間限定での再結成を発表した男闘呼組(おとこぐみ)!
1988年にジャニーズ事務所から4人組ロックバンドとしてデビューした男闘呼組は、1988年〜1993年までの約5年間という短い活動期間で多くのファンを獲得し、人気絶頂の中で解散した伝説のバンドです。
2023年4月28日からは全国ツアーも発表され、話題を呼んでいますね!
そして、3月24日金スマに出演して話題になりました!
今回は男闘呼組が解散に至った経緯や再結成のきっかけ、メンバーの現在について調べていきたいと思います!
・男闘呼組のメンバーは?
・男闘呼組が解散した理由や経緯は?
・男闘呼組の再結成のきっかけについて
・男闘呼組の再結成はなぜ期間限定?
・男闘呼組の現在について
・男闘呼組の人気楽曲まとめ
ぜひ参考にしてくださいね。

▼男闘呼組のCD購入はこちらから▼
もくじ
男闘呼組のメンバーまとめ
今年のテレビ出演から、はじめて男闘呼組を知った方も多いのではないでしょうか。
まずは男闘呼組(おとこぐみ)のメンバーについて紹介していきますね!
名前 | ポジション | 生年月日 | 年齢 | 現在の職業 | SNS |
成田昭次 (なりたしょうじ) |
ヴォーカル リードギター |
1968年 8月1日 |
54歳 | ミュージシャン 成田商事最高業務執行責任者 |
Instagram 成田昭次 (@naritashoji.guitar) |
高橋和也 (たかはしかずや) (旧名:高橋一也 ※読み同じ) |
ヴォーカル ベース |
1969年 5月20日 |
53歳 | 俳優 声優 歌手 |
Instagram Kazuya Takahashi(@hankykazy) |
岡本健一 (おかもとけんいち) |
ヴォーカル リズムギター |
1969年 5月21日 |
53歳 | 俳優 ミュージシャン |
Instagram 岡本健一(@kenichi.okamoto) |
前田耕陽 (まえだこうよう) |
ヴォーカル キーボード (以前はドラムス) |
1968年 8月16日 |
54歳 | シンガーソングライター タレント |
Instagram 前田 耕陽(@koyo.maeda) |
1988年にジャニーズ事務所からデビューした男闘呼組は、成田昭次さん、高橋和也さん、岡本健一さん、前田耕陽さんの4人組ロックバンドです。活動期間は1988年〜1993年までの約5年間でした。
光GENJIなどと共にジャニーズ創設期を盛り上げた男闘呼組は、デビューから即売れっ子バンドになったにも関わらず、人気絶頂の中解散を発表したことで当時のファンに衝撃を与えました。
熱狂的な人気がありながら、なぜ男闘呼組は解散してしまったのでしょうか?
次の『男闘呼組が解散した理由や経緯は?』で詳しく紹介します。
男闘呼組が解散した理由や経緯は?
男闘呼組が解散した理由は、メンバーの高橋和也さんがジャニーズ事務所から解雇されたことが原因です。
1993年6月、高橋和也さんは海外にいて、帰国した際に突然マネージャーから呼び出され、契約更新を行わないことを通告されたといいます。
高橋和也さんは突然ジャニーズ事務所を解雇されたのです。
そのことで全公演チケットが完売していた夏のコンサートツアーも急遽中止を発表され、当時のファンは大混乱に陥ります。
男闘呼組メンバーも新聞報道で初めて男闘呼組の解散を知り、ファンクラブも1994年の春に解散。その後、男闘呼組は2022年の現在まで一切の活動はありませんでした。
ファンからの人気は絶頂の中決まった突然の解散発表。当時のジャニーズ事務所の圧倒的な権力の強さを感じるエピソードですよね。
高橋和也が事務所を解雇された理由は?
高橋和也さんがジャニーズ事務所を解雇されることとなった理由は諸説ありますが、以下のような理由が挙げられています。
- 週刊誌に薬物の使用疑惑が掲載
- 素行不良、協調性のなさ
- メリー喜多川副社長への反抗的な態度
それぞれ詳しく説明していきますね。
週刊誌に薬物の使用疑惑が掲載
当時の週刊誌で、高橋和也さんに薬物の使用疑惑があるという内容が掲載される事態が起こりました。
ですが高橋和也さんはこれを否定。薬物使用は当時の副社長であったメリー喜多川さんの勘違いだったそうです。
本当に薬物を使用したのであれば捕まってしまいますが、高橋和也さんには逮捕歴がありません。
現在も俳優や歌手として活動されているので、薬物使用は週刊誌によるデマだったようですね。
素行不良、協調性のなさ
若い頃の高橋和也さんは『自分が納得できないことには従わない』というスタンスだったそうで、その裏表のない一貫した性格がもしかすると『素行不良、協調性のなさ』と捉えられてしまった可能性もあります。
後述するメリー喜多川副社長への反抗的な態度も、この性格が理由で衝突してしまったのではないでしょうか。
同時期に活動していた光GENJIは華やかな王道のアイドル路線だったのに対して、男闘呼組はロックをコンセプトにした無骨さを全面に出したグループだったので、高橋和也さんの真っ直ぐなキャラクターを加味して、男闘呼組のメンバーとしてジャニー喜多川社長はデビューさせたのかもしれませんね。
メリー喜多川副社長への反抗的な態度
当時のメリー喜多川福社長と高橋和也さんは衝突が多く、お互いが不仲のうちにジャニーズ事務所というブランドの印象を下げる様な記事を書かれた高橋和也さんに我慢の限界がきてしまい、結果として解雇を言い渡したのではないか?と考えられます。
高橋和也さんとメリー喜多川福社長は、どうしても性格面で合わない部分が多かったのかもしれないですね。
ジャニーズ創設期を支えた他にはない、ちょいワルなロックバンドとして男女を問わず大人気を博した男闘呼組。男性アイドルと言えばキラキラした王子様、というイメージを一新した、アイドル史の革命児的存在でもあった彼等の復活ライブは、現代を生きるファンに勇気を与えてくれました。
男闘呼組はなぜ復活した?再結成のきっかけを調査!
解散から29年の月日が流れ再結成した男闘呼組ですが、どのようなきっかけで再結成に至ったのでしょうか?
2019年の夏に、男闘呼組のメンバーは27年ぶりに再会を果たしました。
久しぶりに男闘呼組のメンバーで集まって音楽スタジオでセッションをした際に、「平和を願い、音楽を届けたいという思いが募った」という理由で、再結成を目指す準備を進めてきたそうです。
そうして実を結んだ2022年7月16日に放送された音楽の日で、『TIMEZONE』、『DAYBREAK』、『パズル』の3曲を披露した男闘呼組。奇跡の復活を遂げたメンバーの姿に感動を覚えた方も多いのではないでしょうか。
SNSでは30年頑張って生きてきたご褒美にいいことがあった!というファンの喜びの声も。その堂々たるステージパフォーマンスは29年経って復活した今も変わらない男闘呼組の絆が現れていましたね!
男闘呼組の再結成はなぜ期間限定?
せっかく再結成したのであれば、今後もずっと活動してほしいのがファンの一番の思いですよね。
しかし男闘呼組の活動期間は、2023年8月末までとアナウンスされています。
なぜ男闘呼組は期間限定でしか活動できないのでしょうか?
考えられる理由として以下の2つの理由が挙げられます。
- メンバーの岡本健一さんが多忙のため
- 『男闘呼組』という名前の使用が期間限定だったため
それぞれ詳しく説明していきますね。
メンバーの岡本健一さんが多忙のため
ヴォーカル、リズムギターを担当しているメンバーの岡本健一さんは、男闘呼組のメンバーの中でも演技や音楽など多方面に活躍されている方で、スケジュールが特に忙しいメンバーです。
「岡本さんは根っからの音楽好き。バンドをやることで、演劇の舞台での表現に役立つと過去のインタビューで語っています。」
「自身がボーカルのバンド活動をはじめ、さらに演劇の舞台出演の予定も多くあるでしょうし、残念ながら男闘呼組の活動延長はちょっと難しそうですよね。」
2022年春に岡本健一さんは、学問や芸術分野で功績を残した人に贈られる『紫綬褒章』をジャニーズ事務所所属の俳優としてはじめて受章するという快挙を成し遂げました。
その影響もあって、現在も舞台のお仕事を多数こなしているだけでなく、自身がヴォーカルを務めるバンドで音楽活動を並行して行っているため、男闘呼組に割ける時間は限られているそうです。
またほかのメンバーもそれぞれの仕事で多忙であるため、男闘呼組の再結成は期間限定であると言われています。
『男闘呼組』という名前の使用が期間限定だったため
男闘呼組はジャニーズ事務所からデビューしたグループなので、関連する権利は現在もジャニーズ事務所が管理していると思われます。
再結成するにあたってジャニーズ事務所に名前の使用許可を求めたものの、「使用期間を限定したうえでしか貸し出されなかったのではないか?」とファンの間では推測されています。
男闘呼組という名前を結局事務所が期間限定しか貸さなかった、という事なんでしょうね。
一度ジャニーズ事務所に所属してしまうと、権利は二度と取り戻せないんだな…とBBCの報道と併せて、すごく怖くなりました。
辞めたら地獄、居るのも地獄、なのかなと。— なぜ (@No_harassment__) March 25, 2023
ジャニーズ事務所の所属タレントは、権利上の問題でツイッターやインスタグラムなどSNSの使用が2022年まで禁止されていました。
また2023年3月時点で、サブスクリプションでほとんどの曲を配信しているグループは嵐のみで、ほかのグループはごく一部の曲しか配信されていない状況です。
このように、ジャニーズ事務所は所属タレントのあらゆる権利をとても厳しく制限しており、男闘呼組の名前も期間限定でしか使用できない状況だったのではないかと言われています。
男闘呼組のメンバーの現在は?
そんな29年ぶりの再結成を果たした男闘呼組、現在の主な活躍について気になっている方も多いのではないでしょうか?
各メンバーの現在の活動をまとめてみました。
成田昭次
成田昭次さんは、男闘呼組解散後もライブハウスを中心に活動し、弾き語りなどで音楽活動を続けていました。
プライベートでは1992年の5月に23歳で結婚、同年10月に女の子が誕生しました(現在は離婚)。そして、1995年に12年在籍したジャニーズ事務所を退所。
そして、2009年に9月27日に乾燥大麻を所持していたことで現行犯逮捕、消息不明となっていました。
近年は芸能活動を徐々に再開しており、2019年9月4日のジャニー喜多川氏のお別れ会に参列したほか、男闘呼組が出演した映画『ロックよ、静かに流れよ』公開30周年記念上映会トークショーに出演し、岡本健一と舞台上でトークしています。
高橋和也
高橋和也さんは、1993年にジャニーズ事務所を解雇された後、1994年にずっと交際していたファン1号の女性と結婚。その後6人の子どもを授かります。
1995年まで俳優の修業の為に単身渡米し、日本に帰国後はカントリーバンドを組むなど、音楽方面の活動も盛んに行います。
2016年の大河ドラマ『真田丸』では宇喜多秀家役に抜擢、毛利勝永役に男闘呼組の岡本健一さんとは共演を果たしますが、真田丸のプロデューサーは、この2人が元男闘呼組のメンバーだとは知らずにキャスティングをしたといいます。
また韓国ドラマでは、俳優のイ・ビョンホンさんの吹き替えとして活躍、マルチな分野で才能を発揮しています。
岡本健一
岡本健一さんは、メンバーの中で唯一ジャニーズ事務所に在籍しています。男闘呼組が解散した後も最も活躍の機会を目にするチャンスが多かったメンバーです。
前述した『真田丸』の出演は勿論、舞台やミュージカル俳優として才能を発揮した岡本健一さんは、菊田和夫演劇賞、紀伊国屋演劇賞、芸術選奨文部科学大臣賞など、様々な演劇の賞を受賞しています。
2022年の春には紫綬褒章を受章。今年の舞台『ピカソとアインシュタイン~星降る夜の奇跡~』にも出演しました。
プライベートでは、1992年にモデルの西克恵さんと結婚。1993年に長男の岡本圭人さんを授かりましたが、2007年に離婚。2015年に一般女性と再婚し、次男と長女を授かっています。
また、長男の岡本圭人さんも元Hey! Say! JUMPのメンバーとしてジャニーズ事務所に在籍しています。その後2021年8月の舞台LefiLs(ル・フィス)息子では親子共演を果たしました。
前田耕陽
前田耕陽さんは、男闘呼組解散の後、様々なバンドのメンバーとして活躍。最近では高橋和也さん達と「MIDNIGHT ANGEL」というバンドを結成しています。男闘呼組再結成前もメンバーの親交が深かったことがわかりますね。
近年まで表立った活動はあまり見られませんでしたが、プライベートでは1998年に元アイドルの中村由真さんと結婚。しかし、2003年に離婚しています。その後2006年8月に漫才師の海原ともこさんと再婚し、2007年4月に女の子を授かります。
男闘呼組の人気楽曲まとめ
活動当時からのファンだけでなく、2022年7月16日に放送された『音楽の日』がきっかけで、「男闘呼組の楽曲を聴いてみたい!」という方はたくさんいらっしゃると思います。
男闘呼組の人気曲トップ5をまとめたので、2023年4月28日からはじまる全国ツアーの予習としてぜひ活用してみてください!
No.1 TIMEZONE
2022年7月16日に放送された『音楽の日』で披露していた1曲です。
1989年2月28日にリリースされた3枚目のシングルで、時計ブランドである『セイコー』のCMソングにも起用されました。
オリコン週間ランキングで1位を獲得したこともある、男闘呼組の楽曲の中でも人気が高い曲です。
No.2 DAYBREAK
2022年7月16日に放送された『音楽の日』で披露していた1曲です。
男闘呼組のデビューシングルで、1988年8月24日にリリースされました。
この曲で、男闘呼組は1988年に行われた『第30回日本レコード大賞』で最優秀新人賞を受賞し、その後『第39回NHK紅白歌合戦』にも初出場しています。
No.3 ロックよ、静かに流れよ
No.2で紹介した『DAYBREAK』のカップリング曲です。
男闘呼組が主演を努めた、曲名と同じ名前を冠した映画『ロックよ、静かに流れよ』の主題歌としても起用されました。
No.4 CROSS TO YOU
1989年8月2日にリリースした4枚目のシングルです。
人気の高い楽曲のひとつで、翌年の1999年11月20日リリースのベストアルバム「HIT COLLECTION」にも収録されました。
No.5 秋
1988年12月27日にリリースされた2枚目のシングルです。
ロックテイストを前面に出したかっこいい楽曲で、オリコン週間ランキングでは1位を獲得、1989年度の年間ランキングでも13位にランクインした実績のある人気曲です。
男闘呼組のCDは以下の通販リンクから購入できるので、興味のある方はぜひお買い求めください。
▼男闘呼組のCD購入はこちらから▼
まとめ 男闘呼組再結成に感謝!
いかがでしたか?今回は男闘呼組が解散した理由、再結成のきっかけ、メンバーの現在についてお伝えしました!
一度はバラバラの道を歩んでいた男闘呼組ですが、こうして期間限定で再結成の決意を固めてくれたことは、ファン達にとって嬉しいニュースですよね。
2023年の8月まで、メンバー達の飛躍の1年となることを祈りつつ、活動を応援していきましょう!
