>>年末年始特番一覧はこちら

ハイダイビングとは?ルールや飛び込みとの違いまとめ!荒田恭兵は日本人初の選手

世界水泳福岡2023が7月14日より開催され、連日選手たちによる熱い戦いが繰り広げられていますね。

日本勢はメダルを獲得した選手も出てきており、うれしいです。

そして、後半の7月25日から27日にハイダイビング競技が予定されています。

ハイダイビング、ご存じの方いらっしゃいますか?初めて、この競技名を知ったという方もいらっしゃると思います。

今回はハイダイビングとはどんな競技なのか、今大会で日本人選手が初めて出場するということで荒田恭兵選手について、ご紹介します!

この記事でわかること

・ハイダイビングとは?起源は?

・ハイダイビングのルールや飛び込みとの違い

・ハイダイビング競技唯一の日本人荒田恭兵選手について

ぜひ参考にしてください!

世界水泳福岡2023を視聴するならABEMAで無料で視聴できます

  • 世界水泳福岡2023の他にもスポーツ番組が豊富
  • テレビ朝日系の番組の見逃し配信に強い
  • 世界水泳福岡2023競泳決勝は無料生中継されます!

ABEMAプレミアム2週間無料トライアル詳細

\ 無料期間中の解約は、料金がかかりません /

ハイダイビングとは?

ハイダイビングは2013年の世界水泳から競技種目に加わりましたが、この競技はどのような競技なのでしょうか?

ハイダイビングの起源や競技内容などを調べてみました。

ぜひ参考にしてください!

起源は1770年!?

ハイダイビングは、27Mの高さ(ビルで例えると9階の高さ)から飛込をする競技です。

高い所から飛び込むというのは、とても恐怖でしかないですよね。

ハイダイビングの起源は何だったのでしょうか?

諸説ありますが、一番伝えられている起源は以下の通りです。

元々は、クリフダイビングという断崖絶壁などから飛び込むエクストリームスポーツ

↓↓

世界水泳連盟の競技規則に従って行われる「ハイダイビング」として水泳競技の一種になった

りりぃ

クリフダイビングって何だろう~?

ここで、クリフダイビングとハイダイビングについてご紹介します。

先にクリフダイビングからご紹介します。

クリフダイビングとは?

クリフダイビングとは、断崖絶壁などから飛び込むエクストリームスポーツです。

この競技は、世界水泳連盟の競技規則によらない競技ですので、世界水泳連盟が開催する大会には、このクリフダイビングはありません

クリフダイビングの起源とは、以下のようになっています。

1770年ハワイ・マウイ島の王カヘキリ2世が「レレ・カワ」と呼ばれる練習を強制的にさせました。
これは、水しぶきを上げることなく、高い場所から水中に足から飛び込む練習のことです。
この練習に参加することは、自己の勇敢さと王への忠誠を示すこととなった。

引用元:Wikipedia

 

これが、クリフダイビングの起源で、世界最古のエクストリームスポーツと呼ばれています。

現在では、「世界高飛び込み連盟」(WHDF:本部はスイス) が統括する組織的な国際スポーツとなっており、特に特に欧米で人気のスポーツになっています!
オリンピックの飛び込みと同様の資格や審査システムが確立された、例年の世界選手権を初めとする様々な大会が開催されています。

世界水泳福岡2023が終わったあとの、8月2日・3日に「レッドブル・クリフダイビング・ワールドシリーズ2023」が高千穂で行われます!

無観客での開催となりますが、8月3日にはレッドブル・クリフダイビングの公式サイトで、ライブ配信がありますので、ご興味があるかたは、ぜひご覧ください!

>>レッドブル・クリフダイビング公式サイト

ハイダイビングとは?

ハイダイビングは、先ほどお伝えしました通り、27Mの高さから飛込をする競技です。

クリフクライミングとの違いは以下の通りです。

世界水泳連盟の競技規則がある

(高さは男子が27m、女子が20mに設定など)

 

ハイダイビングが世界水泳連盟の競技規則に従って行われる水泳競技となったことで、2013年のバルセロナ世界選手権から正式種目として採用・実施されました。

 

競技人口

ハイダイビングは、欧米では人気のスポーツですが、競技をしている人は何人いるのでしょうか?

ハイダイビングの競技人口は?

2023年5月フロリダで行われた代表選考会に出場した選手 32人
(うち、日本での競技人口 1人)

公式にハイダイビング競技人口は発表されていませんが、2023年5月に行われた代表選考会に出場した選手が32名ということで、少なく見ても世界で32名がハイダイビング競技をされていることになりますね。

この2023年5月に行われた代表選考会には、日本で唯一ハイダイビング選手となっている荒田恭平選手が出場しています。

また、荒田恭平選手については、ハイダイビング競技に出場する荒田恭兵は日本人初の選手で詳しくご説明しますので読み進めていただければと思います。

 

最初の世界水泳選手権は2013年

ハイダイビングが初めて世界水泳選手権で競技として加わったのは、2013年でした。

2013年世界水泳選手権で優勝した人は、誰なんでしょうか?

性別 氏名 得点
男子 オーランド・デュケ(コロンビア) 590.20点
女子 セシリエ・カールトン(アメリカ) 211.60点

 

優勝した選手のプロフィールや競技経歴などの情報はなく、詳細は分かりませんでした。ですが、強心臓というのは想像できます!

簡単にできないことにチャレンジしている選手は、素晴らしいですね♪

 

ハイダイビングは事故と隣り合わせの競技!

ハイダイビングの起源についてご紹介してきましたが、この競技は以下の理由により、事故と隣り合わせの危険なスポーツなんです!

ハイダイビングが危険な理由

・時速約85㎞~100㎞で着水する
・体に受ける衝撃約2.7トン

飛込台から飛び降りた時の最高速度は100㎞と言われ、着水までの時間はわずか3秒です。

しかも、10mで1トンの衝撃と言われていますので、ハイダイビングの27mでは、単純計算で2.7トンの衝撃があります。

ですから、ハイダイビングのルールの一つに着水時は足からと規定されています。

高飛込のように、いくら両手を綺麗にそろえて着水したとしても、手で2トンの衝撃は受け止めれないですよね。

空中で姿勢を崩せば、水面に体を強打して大事故になる可能性があります。ですので、大会ではダイバー3名が待機することも決められています。

 

そしてハイダイビングの着水時は、すごい音がします。実際に競技をしている荒田恭平選手は新聞の取材で以下のように話されていました。

荒田さんは「着水時は足元で何かが爆発するような衝撃を受ける。競技中は高い集中力や技術、感情のコントロールが求められる」と説明している

引用:読売新聞オンライン

 

ですが、荒田恭平選手は以下のように、ハイダイビングの見どころを語っています。

「飛び込み前の緊張感と、ダイナミックな演技の対比を楽しんでほしい」

引用:読売新聞オンライン

 

実際の飛び込みの様子は以下の動画で確認できます。
(※高い所が苦手な方は注意して視聴してください)

 

見てる側なのに、ドキドキ・ハラハラしますよね笑

りりぃ

ハラハラするけど楽しそう!

 

ハイダイビングと飛び込みの違いは?ルールや採点方式で比較!

TEPPENピアノはおかしい?やらせ疑惑や下手と言われる理由を調査!

ハイダイビングと飛び込みの違いは、どのようになっているのでしょうか?

ハイダイビングは、競技方法や採点は飛込競技をベースにしているそうなのですが、国際水泳連盟によって競技規則が細部で微妙に異なるそうです。

ルールや採点方法について、比較していきましょう。

ルールの違い

ハイダイビングと飛び込みでは、ルールの違いはどのような点でしょうか?

両者で大きく違いがあるのは、以下の3点です。

ハイダイビング 飛び込み
高さ 男子:27m
女子:20m
5.0m・7.5m・10m
プールの深さ 6m以上 5m以上
着水方法 足から着水 手から着水

 

詳しくご紹介します。

高さ・プールの深さ

ハイダイビングの飛び込み台の高さは、男子はビルの9階に相当する高さの27m女子はビルの7階に相当する高さの20mです。
高飛び込みの10mを優に超えてしまいます。10mはビルの3階に相当する高さです。

10mの高さから飛び込んだ場合で着水時に1トン、ハイダイビングの高さ27mでは、単純計算で2.7トンの衝撃があると言われています。

その衝撃で着水した場合、かなり水深が深いところまで入ってしまいます。ですので、ハイダイビングの場合は水深6mのプールにダイブすると決められています。

 

着水方法

飛び込みと異なるルールのもう1つは、ハイダイビングは必ず足から着水することです。

時速100㎞にも及ぶ着水で、かかる圧力を高飛込のように手で受けるのは困難なためです。

少々怖い想像になってしまいますが、極論で言うと時速100㎞で移動し2.7トンに当たりに行くということですよね。。

ですので、着水は足からとなっています。

りりぃ

いやいや~足でも衝撃凄すぎるでしょ!

 

採点基準の違い

ハイダイビングと飛び込みの採点の違いは、どのような点なのでしょうか?

ハイダイビングの採点は、飛込競技をベースにしているそうなのですが、国際水泳連盟によって競技規則が細部で微妙に異なるそうです。

ハイダイビングと飛び込みの採点の基準は、以下の通りです。

ハイダイビング 飛び込み
採点基準 ・技の難易度
・空中の姿勢
・水しぶきの量 など
・助走
・踏切りの姿勢の正しさ及び確実さ
・飛び上がりの高さ
・空中におけるフォームの美しさ
・入水姿勢、入水角度
(水面に垂直に入り、水しぶきが少ないのがよい。) など

 

詳しくご紹介します。

ハイダイビングの採点方法

ハイダイビングの採点方法は、大まかに下記の通りです。
(採点方法は飛込競技をベースにしている)

  •  審査員は5~7名。
  • 10点満点で採点、それに演技の難易度をかけて、点数を出す。
  • 演技ごとに難易度、点数が決められている。
  •  4回試技すべて異なる演技を行う必要がある。
  • 演技は制限選択2演技、自由選択3演技、合計5演技が行われる。

参考として、世界選手権での採点方法をご紹介させて頂きます。

世界選手権での採点方法例

 

・予選2演技は制限選択(難易度制限がある)

・準決勝は、自由選択飛2演技、決勝は自由選択飛1演技

・5名の採点のうち上位点・下位点1名ずつを削って3名の採点合計に難易度をかけて求められる得点の合計点

 

飛び込みの採点方法

飛び込みの採点方法は、大まかに下記の通りです。

  •  男子は6回、女子は5回試技を行う。
  •  この試技はすべて違う演技をする。演技の種類を予め提出しておく。
  •  演技の種類ごとに難易率(点数)が決められている。特に、水しぶきをあげない入水は、高い点数になる。
  • 1回の試技で、7人の審査員が演技内容を採点し、点数をつける。
  • 7名の採点のうち、上位点2つと下位点2つを除く残りの3つの採点を合計し、難易率を掛けた値が点数になる。

ハイダイビング競技に出場する荒田恭兵は日本人初の選手

荒田恭兵画像引用:Twitter

ハイダイビング競技人口でお伝えしたように、日本人でこの競技をしている選手は、荒田恭兵選手1名です。

荒田恭兵選手がどのように、大会に出れるまでの選手になったのか、簡単にご紹介します。

なお、荒田恭兵選手については下記記事で詳しくご紹介していますのでご確認ください♪

>>荒田恭兵のプロフィールと経歴まとめ!目立ちだがりやのハイダイビング選手

 

4ゼロ状態から大会に出れる選手になった!

荒田恭兵選手がハイダイビング選手として活動するには、4ゼロ状態からのスタートだったそうです。

4ゼロ状態とは?

  •  日本に指導者・・・ゼロ
  •  練習場所・・・ゼロ
  •  競技での収入・・・ゼロ
  •  日本での競技者・・・ゼロ

荒田恭兵選手は元々飛び込み競技の選手で、日本体育大学4年生だった2017年の頃には、2人1組で行うシンクロ高飛び込みで日本選手権優勝する選手でした。

『目立ちたい』『日本人の誰もやったことないがないこと』だからという理由でハイダイビング競技を始めました。

ですが、上記に書いたように、日本初のハイダイビング選手ですので、日本には指導者はいませんし、設備がある練習場所もありません。

ですので、最初は『見様見真似』で始めたそうです。

 

世界水泳福岡2023に出場!

苦労を重ねてハイダイビングの練習をしてきた荒田恭兵選手ですが、大舞台での活躍のチャンスが舞い込んできました!

2023年5月に行われた代表選考会では、32人中24人以内に入らないと世界水泳福岡2023に出場できないという制限で荒田恭兵選手は以下の順位でした。

代表選考会順位

1本目 24位
2本目 28位
3本目 26位
4本目 28位

 

残念ながら、代表選考会の結果28位となり、世界水泳福岡2023の出場枠に入ることが出来ませんでした。

ですが、世界水泳連盟で世界水泳福岡2023に招待枠に選ばれ、出場できることになったのです!

招待枠に選ばれた理由は、自国開催、5月の代表選考会にて棄権をしなかったなど、運もありますが、頑張ってきた結果ではないでしょうか?

ぜひ、大舞台で活躍して欲しいですね!

りりぃ

ガンバレ!荒田選手!

 

ちなみに、世界水泳福岡2023のハイダイビングの日程は以下の通りです。

競技日程(会場:シーサイドももち海浜公園

日付 時間 ラウンド 放送スケジュール
203年7月25日(火) 11:30~12:45 予選 女子1-2
14:00~15:30 予選 男子1-2
203年7月26日(水) 12:00~13:15 決勝 女子3-4 7月26日(水)12時~
CSテレ朝チャンネル2
203年7月27日(木) 12:00~13:30 決勝 男子3-4 7月27日(木)12時~
CSテレ朝チャンネル2

 

大会について、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ご覧ください。

世界水泳福岡2023テレビ放送&ライブ配信日程まとめ!見逃し配信の無料視聴方法も世界水泳福岡2023テレビ放送&ライブ中継日程まとめ!見逃し配信の無料視聴方法も 【世界水泳福岡2023】日本&海外の注目選手まとめ!メダル候補は7人!【世界水泳福岡2023】日本&海外の注目選手まとめ!メダル候補は7人!

 

まとめ ハイダイビングとはヒヤヒヤする競技だけど荒田恭兵の活躍が楽しみ!

いかかでしたか。

今回はハイダイビングとはどんな競技か、今大会初出場の荒田恭兵選手について、ご紹介しました。

ハイダイビングは、観戦するだけでも手に汗がでるようなヒヤヒヤする競技ですよね。

そして、なんといっても、この競技に初めて日本人選手の荒田恭兵選手が出場するということで、楽しみな競技の1つになりましたね。

荒田恭兵選手には、ケガをせずに活躍して欲しいですね。

ぜひ、ハイダイビング競技をチェックしてみてください!

世界水泳福岡2023を視聴するならABEMAで無料で視聴できます

  • 世界水泳福岡2023の他にもスポーツ番組が豊富
  • テレビ朝日系の番組の見逃し配信に強い
  • 世界水泳福岡2023競泳決勝は無料生中継されます!

ABEMAプレミアム2週間無料トライアル詳細

\ 無料期間中の解約は、料金がかかりません / 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です